The Legend of Zelda: Breath of the Wild(ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド)
Platform | Nintendo Switch/Wii U |
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Text | 日本語、英語(本体の言語設定に順ずる) |
Voice | 日本語、英語(本体の言語設定に順ずる) |
Launch date | 2016.3.3(WW) |
ゲームおすすめ度 | ★★★★★ |
英語勉強おすすめ度 | ★★★★★ |
ニンテンドースイッチがリージョンフリーと知った瞬間に購入を決定したものの、初日に買うゲームがなく、まあ評判よさそうだしゼルダやってみるかーと思って買ったが最後。
ブログの更新なんて忘れて、ひたすらハイラルの世界に浸かる日々に・・・。
オープンワールドなゼルダ。
世界を旅して、地図を広げて、武器や防具を増やして、祠を攻略して、獣を狩って、草花を集めて、敵を倒して、ストーリーを進めて、料理をして、人々の頼みごとを聞いて、山を登って、川を泳いで、なにやっても楽しくて困る。
WiiUでも同発ってこともあって、オープンワールドといいつつスペック的にそんなにスケール大きくないんじゃないかと思ってたけど、まったくそんなことはなかった。
やることたくさんありすぎ、そのどれもが完成度高すぎ。
言語は日本で買っても本体の言語設定が英語だと英語になってくれる嬉しい仕様。
アクション中心だからテキスト量はそこまで多くはないけど、ところどころ喋ってくれるし、各地に散らばる祠なんかは題名(WIND GUIDES YOUとかHALT TILTとか)が唯一のヒントだから、英語の意味をちゃんと捉えるのも攻略のひとつだったりする。
ゼルダは独特の日本語センスがあるけど、英語でもそんな要素がちらほらあるような。
さてと、充電が済んだからまたハイラルに戻らねば・・・。
Tales of Berseria(テイルズオブベルセリア)
Platform | PS4 |
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Text | 英語 |
Voice | 英語、日本語 |
Launch date | 2016.1.24(NA) 2016.8.18(JP) |
ゲームおすすめ度 | ★★★★★ |
英語勉強おすすめ度 | ★★★★★ |
日本から5ヶ月遅れて出た英語版。
テイルズシリーズは英語の勉強にはもってこいのシリーズだけど、本作も同様ですばらしい。
会話量多いし、逐一喋ってくれるし、英語も比較的わかりやすいし、意味が掴めなくてもメニューからあらすじも確認できたりで至れり尽くせり。
ゲーム起動時にボイスを日本語に設定することもできる。
ゲームとしてはゼスティリアの不評を受けて出されたけど、日本でもそうだったように海外でも評価が高い(海外ではゼスティリアはそこまで不評ではなかったけど・・・)。
戦闘がこれまでとけっこう変わっていて、4つのボタンに技を割り当てつつ、ブレイクゲージなど独自のシステムで雑魚敵は深いこと考えず派手に暴れて、ボス戦では立ち回りを気にするようなうまいバランスになってるなと思う。
テイルズシリーズは今回のようにMPがないシステムが多いけど、やっぱこっちのほうが快適。
グラフィックはPS3を引きずってて、ゼスティリアからそこまで大きな変化はなし。
次はきっとPS4専用だろうし、もう一段階引き上がったものを期待したいところ。
ついでに日米同時リリースも期待したいけど、そこはどうかなあ・・・。
ポケモンやFFがグローバル市場を強く意識したものになって、テイルズもある程度そっちにいくのか、日本がメインのまま続けるのか。
日本ではコンソールがあまり売れなくなってきてることもあり、英語版にもより力を入れてくれると早く遊べて嬉しいのだけど。
他機種を参考に、ニンテンドースイッチのリージョンフリー具合を考える
(8/18:続報をこちらの記事に書きました)
リージョンロックをなくすと宣言されたNintendo Switch。
きっと北米版のカートリッジはそのまま挿せば動くのだろうけど、デジタル版については「どこまでリージョンフリーか」によって利便性が違ってくる。
日本で買った本体で英語版ゲームをやりたいと思ったとき、たとえば同じリージョンフリーのiPhone、PS4、PSVitaでは、便利な順に以下の違いがある。
iOS
本体の言語が英語だと、日本ストアで買ったゲームでも英語になることが多い。
一部のゲームは日本ストアからは日本語版しかダウンロードできないので、その場合は北米アカウントでログオンして、北米ストアから買う必要がある。
ID・PASSを打ち直す手間はあるが、アカウントの切り替えは可能。
PS4
ディスクは北米版がそのまま使える。デジタル版については、日本のストアはほぼ日本語版のみ(FFXVのように、ゲーム内で言語メニューがあれば英語にできる)。
英語版をプレイするには北米ストアのアカウントでログオンして、北米ストアから買う必要がある。
4アカウントまで同時ログオン可能で、アカウントの切り替えはメニューから簡単にできる。
PSVita
カートリッジは北米版がそのまま使える。デジタル版については、日本のストアはほぼ日本語版のみ。
北米ストアのアカウントでログオンして北米ストアから買う必要があるが、「1つの本体に対して、アカウントは原則1つ」の制約があるため、アカウントを切り替えようとするとデータをリセットしないといけない。
デジタル版については実質日本語が英語がどちらかを選ぶ必要がある。
Switchは・・・?
SwitchもリージョンフリーとはいえPSVitaと同じ仕様の場合、デジタル版は英語固定で、日本語版欲しいときはカートリッジを買う必要が出てきてあまり便利とは言えない(もちろんロックあるよりいいけれど)。
そこで、いままで出てきた米任天堂へのインタビューなどを総合すると、以下の情報がわかっている。
- どのストアに紐づくかは、ログオンしているユーザーの居住国で変わる
- 1台に8つのユーザーアカウントを作成できる。ホーム画面にユーザー切り替えメニューがある
- 「ゼルダ」では本体言語によってソフトの言語が変わる(声は日本語でテキストが英語といった組み合わせはできない
kotaku.com
www.nintendo-insider.com
これだけ見ても、PSVitaと同じということはなさそう。最低限PS4と同じように、ユーザー切り替えで日本語版も英語版もどちらもダウンロードできそうと期待が持てる。
さらにゼルダみたいに「日本ストアでデジタル版をor日本で売ってるカートリッジ版を買っても、本体言語が英語なら英語になる」が主流になるようならなお嬉しい。
(世界同時発売じゃないソフトも散見されるから、そううまくはいかないかもしれないけど
物理版の輸入よりはマシとはいえ、英語ストアでデジタル版を買う場合でも、プリペイドカードのマージンとか、時期によっては円安とか、日本版より割高に感じることが多い。
iOSのように日本で買っても簡単に英語にできる、それが当たり前になってくれれば嬉しい。
Nintendo Switch CONFIRMED region free!
先日のNintendo Switchのプレゼンテーション。
まさか発表の開始早々に、社長みずからリージョンロックやめます宣言が出るとは思わなかった。
たとえばPS4がリージョンフリーと確定したのは、発表から4ヶ月後、Shu YoshidaのTwitter上でだった。
And yes, PS4 is region free :D
— Shuhei Yoshida (@yosp) 2013年6月11日
任天堂にはこんな個人でさくさく質問に答えるような人いないし、発売まであまり間もないし、発売後にわかるのかなーと思ってた。ら、まさかの宣言。
その時点でこれはもう買うしかないと相成ったのでした。
こうなると今後のソフトとともに気になるのは、バーチャルコンソール。
いまWiiUで出てるラインナップがそのまま出てくれるだけでも、Earthbound(Mother2)・Super Mario RPG・Golden Sun・Xenobladeなどなど英語でやりたいタイトルがたくさん。
噂通りゲームキューブが新たに出てくれたら、Baten Kaitosとかまだ英語でプレイできてない名作をやりたいところ。
このレジー(米任天堂社長)へのインタビューによると、バーチャルコンソールについての続報はまだこれからありそう。
そして記事の最後の質問に注目。
Will we ever get Mother 3?
Fils-Aime: We hear all of the comments, Chris. We hear all of the comments.
ついにくるか、英語版Mother 3・・・!?
Dragon Quest IV(ドラゴンクエスト4)
Platform | iOS |
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Text | 英語 |
Voice | なし |
Launch date | 2014.8.7(NA) 2016.4.17(JP) |
ゲームおすすめ度 | ★★★★☆ |
英語勉強おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
ドラクエ4のiOS版。北米ストアのセールをずっと待ってて、15年夏ぶりに安くなったので購入。のめりこんで一気にクリア。
章仕立てになっていて、今作からストーリーの厚みがすごく増したんだなというのがよくわかる。
ただ、まだ特技がない時代なので、はぐれメタルにも魔神斬りじゃなくてどくばりとクリティカル狙い。
いろいろパイオニア的な要素はあるけど、なにより仲間のバランス配置がすばらしいなと思う。
勇者系・戦士系・魔法使い系・僧侶系が2人ずつと特殊系が1人いて、それぞれ一長一短ある。
パーティも一回固定したらずっとそのままじゃなくて、馬車が使えるところなら戦闘中でもパーティ入れ替えがいつでもできるから、育ってないキャラでもバイキルトだけ唱えて下がるとかもできる。
ただし英語面では、(むかしのドラクエ全般に言えるけど)各地の人も敵も鈍りが強くて相変わらずむずかしい。なかなかおすすめできない。
日本語でいうと町によって関西弁だったり京都弁だったりしつつ敵キャラは古文調みたいなかんじで、勉強中の人にはなかなかつらい。
過去の経験補正があればなんとかいけるかもだけど。
I am Setsuna(いけにえと雪のセツナ)
Platform | PS4 |
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Text | 英語 |
Voice | 日本語(バトルのみ) |
Launch date | 2016.7.19(NA) 2016.2.18(JP) |
ゲームおすすめ度 | ★★★★☆ |
英語勉強おすすめ度 | ★★★☆☆ |
"I am Setsuna introduces authentic JRPG style of yesteryear"の紹介文のとおり、古き良きJRPGを今の技術でつくった一作。
クロノトリガーを彷彿とさせるATB、いまや少なくなったワールドマップ、あとで解放される鍵付き宝箱、少しずつ増える仲間と技、テキストベースで進む物語などなど、JRPGのお約束が詰まってる。
し、momentシステムやPS4のグラフィックなどかつてのJRPGにはないポイントもあり。
ボリュームもスーパーファミコンのJRPGくらいで、20時間もあれば終わるくらい。
それでもダンジョンや街の数はそれなりたくさんある。
マップが全面雪なのが特徴的で、きっと全部雪にすることで施設の数を増やしたんだろうなーと。
よく挙がる不満点が「全部雪で代わり映えしない」だけど、街やダンジョンが特色あるかわりに数が少なくておつかいイベントもたくさんあって・・・というよりはこっちほうがいいかなと。
そんなわけで、クロノ・トリガー世代にはまんまと刺さって面白い。
きっと思い出補正みたいなのもあるんだろうけど、おいしいレベル上げポイントをみつけて篭ったり宝箱ぜんぶ開けたくて右往左往したり。
英語の面では、基本的にテキストベースなので読むのが主。むかしのJRPGよろしく、そんなに難しい言い回しはなくすっと読める。声はバトルのときだけで日本語オンリーなのがちょっと残念。
あと日本ではPS4とPSVitaで出てるけど、北米版はPS4のみ。
Final Fantasy XV(ファイナルファンタジー15)
Platform | PS4/XB1 |
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Text | 日本語、英語(いつでも切り替え可、要リセット) |
Voice | 日本語、英語(いつでも切り替え可、要リセット) |
Launch date | 2016.11.29(WW) |
ゲームおすすめ度 | ★★★★★ |
英語勉強おすすめ度 | ★★★★★ |
もともとはFFXIIIの派生作品として10年前に発表され、いろんな紆余曲折を経てようやく発売になった、FinalFantasy最新作。
思い入れ補正も多分にあるけれど、FFらしさ・JRPGらしさは残しつつも色んなチャレンジが入っていてすごく好感が持てた。
今回、一番大きい点はオープンワールドなところ。
広大な世界にサブクエストやモブハントが幾多にも散りばめられていて、散策にのめり込むといつまでたっても物語が進まない。
移動手段が徒歩や馬じゃなくてクルマなことも特徴的で、速い移動手段に耐えられるだけの広い世界をつくると徒歩のときにスカスカになってしまいそうだけど、ちゃんと丁寧につくってある。
仲間との会話がシチュエーションに応じて発生したり、移動中に飽きさせない工夫もあり。
戦闘がアクションベースになったのもかなりの変更点。
キングダムハーツのような感じと思ってたけど、剣を飛ばしたところにワープする「シフト」によって独自の楽しさがある。
遠くから敵に向けたシフト攻撃をスパーン!と決めたときの爽快感が最高。
あと個人的には、↓のように仲間のプロンプトが道中の写真を勝手に撮ってくれる機能、これが本当にすばらしいと思う。
かっこいい写真は思わずシェアしたくなるし、写真を見ながら仲間もコメントしたりとちゃんと物語の1つにもなってる。
これは今後出るいろんなゲームで真似してほしいなあ。
英語面では世界同時リリースなこともあり、テキスト・ボイスともに言語を調整可能。
仲間との自然な会話もたっぷりあってたくさんリスニングできる。
全編英語が不安な場合は音声日本語+テキスト英語なんていう組み合わせもあり。
ただ言語設定を変えるといったんリセットされてセーブされたところからリスタートになるので、ダンジョンの最中でかちゃかちゃ切り替えはできないのがちょっと残念。
ファストトラベルによるロード頻発などいくつか気になる点もあるし減点方式なら100点になることはない作品だけど、毎回新しい要素にトライするFFらしさは存分に感じられて、本当に待っててよかった。
オープンワールド+仲間との旅要素+物語のFFぽさ=FFXV、ってかんじ。