英語とJRPG

JRPGを中心に、日本のゲームの北米版を(英語の勉強がてら)ちまちまプレイしたメモとか関連のニュースとか。

ニンテンドースイッチのソフトを英語でプレイするには

ニンテンドースイッチのリージョンフリー具合について触れた、こちらの記事の続報。
発売日にスイッチを購入し、その後ゼルダマリオカートスプラトゥーン2を買って、だいたいの傾向がわかってきた。

結論

多言語対応ソフト(ゼルダマリオカートなど):
 本体の言語設定が英語なら、日本で買ったソフトでも英語でプレイ可能(カートリッジ版・デジタル版同様)。

多言語対応ではないソフト(スプラトゥーン2など):
 本体の言語設定が英語でも、日本で買う限り日本語表示になる(カートリッジ版・デジタル版同様)。US版カートリッジを輸入するか、USのeShopからデジタル版を購入する必要がある。


傾向としてはiOS/Androidアプリと近い仕様で、今までに出たゲーム専用機の中では最も進んでいると思う。
多言語対応ソフトであれば日本のゲーム屋や通販でいつも通り買えるし、本体言語設定を切り替えるだけでいつでも日本語に戻れる。
1週目を日本語で2週目を英語とか、最初英語でトライしてつらかったら日本語に戻るとかが柔軟にできる。すばらしい。

多言語対応ソフトか見分けるには

それぞれのソフトのページの「対応言語」欄で英語が入っているかどうか確認できる(ソフト情報の一番下にある)。
Nintendo Switch|ダウンロード購入|マリオカート8 デラックス
Nintendo Switch|ダウンロード購入|スプラトゥーン2
ページを見つけるには「ソフト名 対応言語」でググるのが速い。
または、スイッチ本体からeShopのソフト情報の欄でも直接確認できる。

「世界同時発売のゲームはだいたい多言語対応だろう」と思っていたらスプラトゥーン2が違ったので、事前に確認したほうが無難。

※2020/2/28追記:めぼしいソフトについての対応状況を別途以下記事にまとめました。
ejrpg.hatenablog.com

USのeShopで英語版ソフトを買うには

居住地をUSにしたニンテンドーアカウントを作成し、スイッチ側でつくったユーザーと連携すれば、USのeShopにアクセスできる。
その後はこちらの記事にも書いたとおり、以下サイトなどからUS版のプリペイドカードを購入し、eShopのWalletに登録・購入する。
www.maximuscards.com

居住地については、規約によると「変更後の国に応じた利用規約に同意する必要があります」「登録する国の変更に伴い、ニンテンドーアカウントサービスの内容の全部または一部が制限されたり、お客様が保有しているポイントや特典などの権利の行使が制限されたり、消滅したりする場合があります」と記載があり、実影響はないと思うものの、念のため留意が必要。
ニンテンドーアカウント

あとはソフト次第

今後出るソフトについても多言語対応のほうが主流になってくれれば、ニンテンドースイッチは「もっとも気軽に英語版をプレイできるゲーム機」になれる。
任天堂3DS/WiiUのリージョンロック具合はうんざりだったけれど、一転してのすばらしい仕様。さすが。