英語とJRPG

JRPGを中心に、日本のゲームの北米版を(英語の勉強がてら)ちまちまプレイしたメモとか関連のニュースとか。

Final Fantasy(ファイナルファンタジー)




Platform iOS
Text 日本語、英語(本体言語設定に準ずる)
Voice なし
Launch date 2010.2.25
ゲームおすすめ度 ★★☆☆☆
英語勉強おすすめ度 ★★★☆☆


記念すべき初代FF。売り切りアプリのほかに、ポータルアプリ版?もあったような。
音楽の良さは健在だなあとか、初代からジョブシステムがあったんだなあとか思いつつも、その後に出てるFFアプリを先にやっていると数々の便利機能がなくてちょっとつらいかも。
戦闘のオートもないから毎回たたかう→対象を選ぶ、みたいなのを繰り返したり、十字キーの反応がいまいちだったり・・・。そこまで長くないのがまだ救い。

スマホアプリとしては、FFとドラクエはつくりがきっぱり分かれてるところがある。
例えばゲーム面では、FFは横画面固定。ドラクエは縦画面固定。
言語面では、FFは日本ストアから買っても、本体言語が英語ならテキストも英語になってくれる。ドラクエはそうじゃなくて、英語でやりたければ北米ストアで買う必要あり。
英語の勉強という意味だとFFのほうが手軽でありがたい。最悪日本語にも簡単に戻せるし。英語の中身自体も、ドラクエより古臭い英語が少ないし。

最新のFFXVも言語切り替えが簡単にできそう。さいきん延期してしまったけど、初日から英語でプレイして、海外の人の盛り上がりに参加するのも醍醐味。

Legend of Mana(聖剣伝説 レジェンドオブマナ)


Platform PS(Classics)
Text 英語
Voice なし
Launch date 2000.6.6(NA) 1999.7.15(JP)
ゲームおすすめ度 ★★★☆☆
英語勉強おすすめ度 ★★★☆☆

Playstationで唯一でた聖剣伝説シリーズ。海外でもそのまま「Legend of Mana」。
3D全盛期だったけど、あえてドット絵なのが特長的。
ランドメイクとか、サガシリーズっぽいフリーなシナリオとか、シリーズのなかでも異質なところがあるけど、結果的には聖剣伝説がまともだったのはこの作品までとも言えるのかも・・・。

主人公が喋らなかったり、哲学的というかドライなセリフが多かったりして日本語版はちょっと怖さもあったけど、英語だとそこまででもない気がする。
音楽とドットのなつかしさでちまちま進められる。
個人的には3のリメイクを早く出してほしい。

Rogue Garaxy(ローグギャラクシー)




Platform PS4
Text 英語
Voice 英語
Launch date 2015.12.5(NA)
ゲームおすすめ度 ★★★☆☆
英語勉強おすすめ度 ★★★☆☆

日本だとPS2で2005年に出たローグギャラクシー、の、北米ストアで出てるPS4アップスケーリング版。
このゲームは日本だと誇大広告も相まって散々な評価だったけど、その後に出た海外版はいろいろ修正されて快適に遊べる。
なのでレビューが日本と海外でぜんぜん違うという状況に。
(日本でもその後海外版をもとにしたディレクターズカットが出たみたいだけど、あんまり話題にならず・・・

シームレスな移動・戦闘とか、いまやるとPS2にしてはがんばってるなと感じるところもちらほら。
かたや、単調な戦闘とか無難なストーリーとか惜しいところもちらほら。
本来は続編が出るなかでいろいろよくなっていきそうなところだったけど。

もとがPS2ながら、キャラもちゃんと英語しゃべってくれるのはよい。
戦闘のセリフのバリエーションが少ないのも、ある意味リピートで聞けて覚えるのに効果的?

Gravity Rush(グラビティデイズ 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動)



Platform PSVita
Text 英語
Voice ゲーム内言語
Launch date 2012.6.12(NA) 2012.2.9(JP)
ゲームおすすめ度 ★★★★☆
英語勉強おすすめ度 ★★★☆☆

PSVita初期の名作。
Vitaのジャイロを操作しながら、箱庭のなかを無重力になって移動したり敵に向かってすぱーんとGravity Kickしたり。

アクションゲームなのでテキストはそこまで多くないけど、漫画のコマ割りみたいな独特の表現でストーリーが挿入される。
音声はついてるけど、言語は日本語でも英語でもないゲーム内独自言語。フランス語っぽい雰囲気で聞こえる(どちらにせよ英語のヒアリングはできない)。

個人的に興味深いのはタイトル。邦題は「Gravity Daze」だけど欧米では「Gravity Rush」。
たぶん重力操作しての疾走感とかを表現するには「Rush」のほうがいいと判断したのかなと思うけど、社内会議でどんな流れになったんだろうとか思ったり。
あと主人公の名前も日本は「キトゥン」だけど、英語では(Kittenではなく)「Kat」。まあKittenってそのままつけるのはさすがにかわいすぎるか・・・。

Tales of Hearts R(テイルズオブハーツR)



Platform PSVita
Text 英語
Voice 日本語
Launch date 2014.11.14(NA) 2013.3.7(JP)
ゲームおすすめ度 ★★★☆☆
英語勉強おすすめ度 ★★★☆☆


テイルズシリーズ、たしかさいしょDSで出たあとにPSVitaに移植された。
iOSでも出てたけど日本語版のみ。
システムとかは独自の要素もあるけど、最近のシリーズと比べるとワールドマップもあるし古き良きテイルズな感触。

残念なのは、英語は字幕のみで音声は日本語なこと。
たくさん英語しゃべってくれるのがこのシリーズのいいところなんだけどな。
まあ、北米で人気ないPSVitaに移植してくれるだけありがたいと思うべきか・・・

日本で8月に出る最新作のTales of Berseriaは約半年後のEarly 2017に発売。
Zestiriaの北米版が10ヶ月後だったことを考えると、間隔がちょっとは縮まりつつあるかな?

The Witcher 3: Wild Hunt(ウィッチャー3 ワイルドハント)

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Platform PS4
Text 英語
Voice 日本語
Launch date 2015.5.19
ゲームおすすめ度 ★★★★★
英語勉強おすすめ度 ★★★★☆

ちょっと横道。
JRPGではないけれど、オープンワールドRPGの超大作としてのThe Witcher 3。
海外製はそこまで遊んだことがなかったけど、これはすごかった。

広大な世界を旅しながらストーリーを進めていく形だけど、JRPGのお約束みたいなのがまったくない。
一見いい選択肢を選んだと思ってもものすごく後味悪い結末を迎えたり、敵を倒して得る経験値が少なくてクエストクリアで得るのが主だから、効率いい場所でぐるぐる回ってレベル上げというかんじでもない。
最初は慣れなかったけど、それでもストーリーがものすごく練り込まれてて、純粋に先に進みたい欲でどんどん進める。

100時間レベルの大作なのでテキスト量も膨大。セリフだけじゃなくて手紙や本も拾えて中も読めるし、人物・怪物図鑑みたいなのも充実しているし。
しかしファンタジーな世界だけに、出てくる単語はむずかしくてくらくらしがち。もうちょっと字幕のフォントが大きいとありがたいんだけどな。
でもゲームが面白いからなんとか読もう読もうとさせてくれる。

これが傑作すぎるだけかもしれないけど、JRPGばっかりだけじゃなく、海外製もたまにはいいなあと思わせてくれた。

Dragon Quest II(ドラゴンクエスト2)


Platform iOS
Text 英語
Voice なし
Launch date 2016.10.9(NA) 2014.6.26(JP)
ゲームおすすめ度 ★★★☆☆
英語勉強おすすめ度 ★★☆☆☆


ドラクエ2iOS版。英語だともともとはDragon Warrior 2。
なんでも、当時Dragon Questは米国で商標登録されてて使えなかったらしい。
Gravity Daze→Gravity Rushみたいなニュアンスの違いかと思ったらそうでもなかった。

英語はどのセリフもふるくさーくて、勉強にはほとんど向かず・・・。
ゲーム自体はいまやってもなかなか歯ごたえもあって面白い、当時はパーティ組むとか画期的だったんだろうなあとか思いを馳せるのもよし。

日本はドラクエポータルアプリ経由での購入だったけど、北米ストアではアプリ単品で購入可能。